本記事の内容
fire tv stickとchromecast徹底比較
《本サイトの情報は2020年5月28日時点のものになります。最新の情報はHPで確認ください》
今や説明不要な程、有名になってきたセット・トップ・ボックス(※)の記事です。
※テレビで動画配信サービスを視聴するために必要な機器です。
2020年5月現在、コロナが蔓延しているため、国の命令で、国民は外出自粛をしなければなりません。
国民全員が、在宅で仕事、遊び、運動、食事などをする工夫をしています。
そういう状況なので、「動画配信サービス」の需要が急激に伸びています。
例えば、「DAZN」とか「amazonプライムビデオ」なんかが有名どころですね。
「動画配信サービス」を観るのは、「セットトップボックス」か「スマートテレビ」が必要です。
「動画配信サービス」の需要があがるなら、セットトップボックスの需要もあがるのです。
下の画像は「キーワードプランナー」という「指定したキーワード」がどれ位検索されているのかがわかるサイトです。
サイトの画面ですが、グラフが右肩上がりなのがわかると思います。




この記事は、「fire tv シリーズ」と「chromecast」を両方とも使用している僕が解説するので信憑性はあると思います。
「fire tv stick」と「chromecast」のラインナップ
まずはサクッとお互いの製品について紹介していこうと思います。
「fire tv シリーズ」
amazonが発売している「fire tv シリーズ」は3種類あります。
型式 | 価格 | 特徴 |
fire tv stick | 4980円 | - |
fire tv stick 4k | 6980円 | 4kに対応 |
fire tv cube 4k | 14980円 | 4kに対応、内臓スピーカー搭載 |
記載していませんがCPU、メモリー、グラフィックも値段が高いものほど良いものになっています。
只、私には性能の違いがよくわかりませんでした。
つまり、性能がよくなっているとはいえ、違いは分からない程度だということです。
「fire tv cube 4k」は音声認識機能の「Echo」がくっついているようなものなので、値段が高くなるのはわかります。(後述、解説します)
「fire tv シリーズ」についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
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【fire tv stick 4k】5つのできる事と使い方について!!
続きを見る
「chromecast」
googleから発売されている製品は2つです。
型式 | 価格 | 特徴 |
Chrome cast | 5020円 | - |
Chrome cast Ultra | 9900円 | 4kに対応 |
こちらも同じく、基本スペックは良くなっているのですが、私には違いがわかりませんでした。
この2つの製品の決定的に違うところは以下の2つです。
・Chrome cast Ultraには有線接続が可能になったので、安定した動画視聴ができるようになった。
・4kに対応になった。
Chrome castについてもっとよく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
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【必見】クローム キャスト 4kについて徹底解説!!
続きを見る
製品の取り付けと初期設定
形状確認
まずは互いの製品がどんな形状をしていて、どんな風にテレビに接続をするのかを解説します。
左側が「Chorome cast」で右側が「fire tv stick」と付属のリモコンです。
大きさは同じ位です。
テレビへ接続
以下のとおり、両方ともHDMIケーブルを差し込むだけです。超簡単ですよ。


初期設定
結構、手間なのが「初期設定」です。
fire tv stick
Choromr cast
両方ともwifi設定をしたり、ID、パスワード、アカウントを・・こうしてああしてみたいな感じで同じくらい手間です。
動画視聴について
続いて「fire tv stick」と「Chomecast」の動画視聴についての解説をします。
両者が決定的に違うのは、「fire tv stick」はwifi経由で直接テレビで映像を映します。
「Chrome cast」はスマートフォン、タブレット、PCの映像を経由してテレビに映像を映します。
下の写真は、「Chrome cast」で動画視聴しているものですが、スマートフォンから経由してテレビに映っているのがわかると思います。

クロームキャスト
アプリについて
「fire tv stick」と「Chrome cast」の使用アプリについての解説です。
一般的に大衆が使用するアプリで、取り扱いが違っているのは以下のとおりです。
fire tv stick・・Google play musicは非対応
Chrome cast・・amazon prime music、Tver、U-NEXTのアダルト作品は非対応
使用できるアプリの数は次のようになっています。
fire tv stick・・7400以上
Chrome cast・・4400以上
又、使用可能なアプリをよく見てみると「Chrome cast」のアプリは何に使うのかがよくわからないものが多いです。
詳細は以下のページからアクセスして確認してみてください。
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【最新版 2020年】 fire TV アプリとゲームアプリ
続きを見る
リモコン操作について
「fire tv シリーズ」はリモコンが付属しています。
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【fire tv リモコン】故障、紛失の解決方法は3つ!!
続きを見る
「Chrome cast」は、映像を映し出しているデバイスから操作することになります。
「Chrome cast」の操作は、利用したい動画配信サービスを都度インストールしてリモコンに代わりにするしか方法がありません。
そうなると付属のリモコンがついている「fire tv stick」の方が楽なのかもしれませんね。
音声操作について
fire tv シリーズ
「fire tv シリーズ」の音声認識機能「Alexa」は全ての「fire tv シリーズ」のラインナップに搭載されています。
「fire tv cube 4k」に限っては、リモコンの音声認識ボタンを使わずとも、echoのようにスマートスピーカーが搭載されています。
ですので、ソファにくつろぎながら、「Alexa、音量上げて」とお願いすれば、上げてくれます。
私はテレビを全然見ないので、「Alexa、今日のニュース教えて」とお願いして要点まとめて教えてもらっています。
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【Fire tv シリーズ】音声認識機能 Alexa 音声操作について!!
続きを見る
Chrome cast
Chrome castは付属でスマートホームがついていません。
参照:Google Home au
別売りで「google home」を購入する必要があります。
スマートスピーカーとしての機能はAlexaよりも認識機能が高いと言われているので購入してもよいのかと。
「Chrome cast」と「googlehome」を連携させれば、強力な「音声認識リモコン」の役目もしてくれます。
ちなみにgoogle homeの値段は平均して1万円位な感じです。
Chrome castを動画配信サービスで観るなら、必須アイテムだといえます。
ミラーリングについて
fire tv シリーズ
ミラーリングの機能はあります。
但し、規格やバージョンが古いものはできません。
僕が持っている「iphone6」、「moto g4」は最新バージョンになっているのに接続できません。
2018年に購入したLENOVOのパソコンならミラーリングができます。
ですので、ちょっと使い勝手が悪いというかストライクゾーンが狭いんですね。
Chrom cast
Chrome castのミラーリングについてですが、まずはiosシリーズは使用できません。
「Air Receiver」という300円位するアプリをインストールすれば使用できます。
android製品は、とても簡単にミラーリングが可能です。
画面上部から下部にかけて画面をスワイプさせて、右上の逆▽のボタンを押します。
すると「キャスト」という項目があるので、キャストから「Chrome cast」の項目を選ぶだけです。
動画を視聴する時もキャストボタンをタップするだけで、「Chrome cast」に簡単に接続ができます。
ミラーリングは、「Chrome cast」が断然、簡単です。
まとめ
動画視聴に関しては「fire tv シリーズ」の方がアプリの質と量、操作性などから一歩リードしてます。
Chrome castの最大のデメリットはデバイスのバッテリーの寿命が早まることです。
キャストしてテレビに映せるのはいいのですが、デバイスのバッテリー寿命が短くなるので、自分が愛用しているスマートフォンなんかでは怖くて使えません。
使い古しのスマートフォンなどを使用する感じですかね。
動画視聴以外の「google home」との連携や、ミラーリングの手軽さなどは「Chrome cast」の方が有利かもしれませんが、使用頻度を考えるとう~んとなってしまいますね。
仕事などのミーティングで使用する機会が多い方は、もってこいの機能ですね。
「fire tv stick」と「Chrome cast」のどちらかを選ぶために悩んでいるあなた!
自分自身のライフスタイルにあった方を選ぶとよいと思います。
今回は以上です。